幼い頃から正妃になるべく育てられ、自身も王子に恋い焦がれていた公爵令嬢ハンナ・ベイリー。しかしその王子はハンナがあるとき助けた隣国の王女と恋に落ち、婚約を結んでしまったのだ。存在意義を失った絶望から、王女暗殺を唆してきた魔女の毒りんごを食べて命を絶つも、どういうわけか目を覚ましたハンナは10年前に時が戻っているということに気付く。全ての記憶が残っているハンナは決意する。もう二度と恋はしない、今度は違う人生を歩もうと。微妙に過去とずれている出来事の数々に、翻弄されることになるとは知らずに。 【この小説について】 ○童話白雪姫をモチーフにしていますが、主人公は白雪姫ではありません。 ○R15は保険です。
更新:2021/6/29
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